孟 晗(もうがん)
監督
2017年11月、地域通貨の現地調査をきっかけに、長野県上田市の地域通貨団体「蚕都くらぶ・ま〜ゆ」の人びとと出会いました。それ以来、約26回にわたりこの地に足を運んできました。 最初は地域通貨の効果を確かめるため、蚕都くらぶ・ま〜ゆの活動と会員のインタビューにカメラを回していましたが、いつのまにかここに暮らしているひとりひとりの日常に惚れこんでしまいました。 ここ長野県上田市で出会った人びとが等身大の持続可能な暮らし方を探索しつつ20年の歳月をかけて作り上げたこの「日常」に、さまざまな生活の知恵、喜びと生きがい、そして豊かな暮らしのヒントが潜んでいることを発見しました。
この小さい町で行っていることを一人でも多く、特に母国・中国の人びとにも伝えたい、そんな思いが頭から離れませんでした。
地域に生活する人びとは自らの手で創造した「豊かさ」を再び地域に埋め戻す可能性を、私はここ長野県上田市において、肌で感じとりました。そのようなもうひとつの地域活性化の在り方を、映画の力を借りて、地域社会の行方に関心を持っている方がたと、このドキュメンタリーを通じて一緒に考えていくことが出来たら幸いだと考えています。
1988年、中国・吉林生まれ。大学で経済学を学び、2011年に来日。2016年千葉大学大学院博士前期課程修了。現在、千葉大学融合理工学府デザインコース博士後期課程在学中。研究テーマは、内発的地域活性化・地域通貨について。地域通貨に関する学会発表・論文が多数。中学生の時から、映画好きの従兄の影響を受け、岩井俊二監督の『スワロウテイル』を観て衝撃を受けた。その後、小津安二郎監督の作品、成瀬巳喜男監督の作品とさまざまな日本映画を鑑賞し、日本映画のファンになった。『男はつらいよ』を繰り返し見ることが趣味。
小川孝雄
プロデューサー
監督との出会いは瀬戸内の小さな島のゲストハウスでした。「男はつらいよ」を全部見ているという孟さんが朝食時に、夜に小津安二郎監督の「東京物語」を見たと話された時、映画は国境を超えることができると再確認できた一瞬でした。そんな孟さんが思いを寄せて研究している「蚕都くらぶ・ま~ゆ」。自然にこの研究を映画にして、広く知らせることが出来たらいいねということになりました。映画は誰のものか。商業映画の良さとはまた別の市民の映画。制作過程から公開までみんなで所有していく映画作り。コロナ関連で厳しさがも増す今だからこそ、「ま〜ゆ」らしい映画をめざしたいと思っています。どうぞ一緒に映画をつくりませんか。クラウドファンディングも始まります。ご連絡をお待ちしています。
1953年岡山県生まれ。岡山映画祭代表。原一男監督『ゆきゆきて神軍』製作支援。1998年に市民プロデューサーシステム代表として『ウンタマギルー』高嶺剛監督の『夢幻琉球つるヘンリー』を制作。ロッテルダム映画祭など各地の映画祭で上映する。ドキュメンタリー映画「シネマトリップ・映画『月の輪古墳』から始まる旅」を監督。まちづくりアドバイザーとして岡山県内のまちづくりにも関わる。
安井啓子
蚕都くらぶ・ま~ゆ 世話人代表
社会にはお金では測れない多様な価値があります。しかし、現在は何でもお金で測る風潮が蔓延し、しかもお金さえあれば問題が解決できるという考え方が広く深く浸透しているように思えます。そんな社会の在り方に、とても違和感をもっていました。もっと足元の暮らしを見つめ直したいと思っている中で出会ったのが地域通貨。不思議な可能性を秘めているような気がしました。そして、お互いにできることを地域通貨で交換し、交流しあう市民グループ「蚕都くらぶ・ま~ゆ」が誕生しました。もう20年近くも前のことです。
当初は予想もしなかった多彩な人びとの出逢いから、楽しい活動が次々と生まれました。地域には昔からの知恵や技術を持っている人がたくさんいるのも嬉しい発見でした。米づくりや味噌、醤油、野菜づくりなど自給的暮らしの挑戦も始まりました。助け合いの中でお互いの信頼が深まり、それが暮らしの安心にもつながってきています。こんな私たちの普段着の姿を映像にとどめておきたい。同じような願いを持っている人たちと未来を共有したいと、ドキュメンタリー映画「もうひとつの明日へ」をつくることにしました。どんな未来をつくることができるか・・・今も楽しい試行錯誤が続いています。
名古屋市生まれ。名古屋市と京都市で数年間小学校教員を務める。上田市に移住後、約20年間上田子ども劇場の運営委員として地域の子育て文化運動に関わる。また環境保全など様々な市民活動にも参加。21世紀を目前に、住民主体の学びの場「明日を創るトーキングプラザ21」を仲間と始める。2001年6月「地域通貨」の学習会を開催。その参加者を中心に11月に「上田地域通貨 蚕都くらぶ・ま~ゆ」を設立。以後、食やエネルギーの地産地消をすすめるNPO法人が設立され理事になる。
植田憲
千葉大学 デザイン文化計画研究室 教授
この度は、代表的な協働型地域通貨である「ま~ゆ」に関するドキュメンタリー『もう一つの明日へ』の制作という貴重な貴会に、私ども千葉大学・デザインコース・デザイン文化計画研究室のメンバーが参与させていただきましたこと心より感謝申し上げます。
私ども千葉大学デザインコースは、1921(大正10)年に東京高等工藝学校として創設されて以来、「デザイン」を「人間の生活・文化をよりよくしていくための科学」と捉え教育・研究に取り組んで参りました。
デザインと言いますと、一般的には、ものの形や色を決定する行為、あるいは、経済活動に奉仕する領域というイメージをもたれる場合が少なくありませんが、その発祥は、19世紀のイギリスにおいて始められた「人びとの生活を真に豊かにするための実践」に遡ります。それを率先して行った人物こそ「近代デザインの父」として知られるウィリアム・モリスです。機械力を背景とした大量生産・大量消費型社会へと急速に変容する産業革命下の当時にあって、モリスは、あえてそれに背を向けてまでも、人の手による豊かな生活の模索と実践に果敢に挑戦しました。
彼が1890年に上梓した『ユートピアだより(News from Nowhere)』には、そのおよそ130年後の今日、人びとが経済という観念をもたず互いの交流・交換を通して社会づくりに取り組む様子が描かれています。それは、まさに、彼が希求した理想の社会の姿であると言っても過言ではありません。
私どもにとって、「ま~ゆ」に関わるみなさまの活動は、モリスのみならず、デザインという学問が追求するべき次なる社会づくりに重なります。そういった実践の場に、私どもの研究室の学生たちが身を置き、また、協働させていただくなかで、生活のあり方を問いかけつつ学ぶことによって、真に次世代を担うデザイナーが育ち、かつ、健全な社会形成がなされていくものと信じております。
末筆ながら、みなさまのご発展を心よりお祈りいたしております。
ま~ゆチームメンバーの一言
新自由主義経済の世界的な趨勢の中で、自分だけ・今だけ・金だけの多国籍企業が経済力の弱い国から搾取し続け、世界を破滅へ向かわせています。
日本も例外ではありません。外国産の安い食料品により国内の農業が崩壊し、食料品の残留農薬や食品添加物を許容し、医療費の高騰で国民皆保険が破綻し、高所得者だけしか治療を受けらない、などといった悪夢がすぐそこに迫っています。
そうならないように、自分たちの知恵や技術、助け合いで持続可能な社会を切り拓くことができる、ということがこのドキュメンタリー映画から伝わるといいと思います。
ヒデさん
「ま~ゆ」を決して美化せずに、等身大に描いて欲しいです。「ま~ゆ」は特別な人たちの集まりでもなく、万能でもない。みんな普通の人。みんなが常に情熱や温かい心を持っているわけでもない。だから、日本のあちこちで映画を見た人たちが。「なーんだ、これなら私たちだってすぐにできるじゃん」て思ってくれたらいいな。
にゃんこ先生
私はま~ゆの活動で毎日楽しく、忙しい日々を過ごしています。ごんべえ田んぼの田植えは昔とったきねづかで喜んで参加しています。お米の配給もありますが、友と語り合いながら、競争ではなく、助け合いながら手で植えています。一休みのお茶の時間もうれしいひと時です。余った野菜や読み終わった本はま~ゆ市に出し、ま~ゆで買えます。ま~ゆにはこのような活動がたくさんあります。若者と老人が溌溂と活動し、助けあうま~ゆの仲間のことを知ってもらい、この活動が地域に広がりお互いが仲良く暮らしていくことを願っています。
ミーすけ
ま~ゆの持続可能性は「自由なしなやかさ」が、自然発生的に培われたもので、地域通貨に縛られない・こだわらないところにあるといえるでしょう。でも、日常ではさりげなく「ま~ゆ交換」が行われているのをよく目にし、聞いています。
取り立てて意識しなくても、何気ない日常で地域通貨の理念が活かされている。これを多くの人に知ってもらえれば、息苦しい世の中に光明がさされるでしょう。「もうひとつの明日」がそこに!
都々平
私は、プロジェクトの見積りと、市長あての企画書のたたき台を書いてみました。孟さんのコンセプトは、読み込むほどイメージが湧き、チャート化するほどこの企画の奥深さ、今必要な未来が見えて、幾らの売り上げ目標になるのだろうかと興奮しました。これを業務命令で取り組まなければと思う私がいました。
パレちゃん
久しぶりに緊張感のあるお手伝いを楽しんでいます。公開を目標とする記録映画制作となると多種多様な方々が関与されることもあり、仲良しクラブの運営と違い、経営的な厳しい管理が求められます。日頃好き勝手なことを言っても、同意を求めませんが、公的なプロジェクトでは多少の非難を受けても、納得がいくまで論議するので、お遊びとは違う心地良い疲れを感じています。
かっとまん
価値ってな~に? 「人間は“お互い様”の考えでなんとかやってゆけるものなんだよ」
「自分に対する一番のご褒美は、ありがとうと言ってもらうことさ」と、職場の大先輩から言われたことが体に染みついている自分です。数字にとらわれることなく、誰かの役に立つことを優先してきた自分にとって、“ま~ゆ”との出会いは運命だったのかもしれません。一人一人が違う色を持ちながら一つに染まることなく、壮大なグラデーションを作り出して行くことができるような社会を作れたら良いな・・・・。
殿下
『私がま~ゆに参加させてもらってから、まだ一年も経っていません。しかし、昔からずっとここにいたような気がします。それは会員の皆様が、新参者の私達を温かく受け入れてくださり、何も言わずとも、私達の「居場所」を作ってくださっているという事に他なりません。この映画は自分の部屋にしか居場所がなかったり、人と交流するのが億劫だったりする人達に見て頂きたいです。「人間ってやっぱりいいもんだ。」と、再確認して頂けるはずです。』
健太郎
『映画制作に携わる事など一生ないと思っていました。撮影から公開までの大変な工程を、見守ることしかできないながらも、目撃できる距離にいられた事はとても貴重な経験でした。私達がま~ゆの活動に参加した時の楽しかった思い、そこに集う方々の眩しいくらいのエネルギー、人と人との交流が元気を生み出す姿、地域通貨の可能性をも含めて、それらをより多くの皆さんにもぜひ観て頂きたいと思います。』
綾子
自分が持っている 「財産」 をかくさず、 皆と共有し、 楽しんでいる。 年齢、 性別を問わずそれぞれを個として尊重している空気が居心地よい。「 ま~ゆ」 はそんな場所。
シンコちゃん
ま~ゆの特徴は、 活動への自主的な参加と、 他者への思いやりだ。 そして、 その交流から活力が生まれる様子に感動がある。 そんな瞬間が、 飾り気なく日常的にあるのだ。 孟監督が500時間にも及ぶ撮影をしたのは、 そうした何気ない場面を 「見逃せないシーン」 と捉えてくれていたからであろう。 ま~ゆの日常には、 映画には収め切れない、 名もなき人達の名
場面が溢れている。
あやちゃん
私と孟監督は友達です。 友達の双肩にかかっている重すぎる荷物を少しでも軽くするのが参加目的でした。無知無学の自分に出来る事は些少でしたが … 「いつも助かっています!」 と感謝のメールが! それを読んだ瞬間、 私の肩の荷がおりました。 あれ? 私が友達の荷を担うはずだったよね? この、 私と友達とのやり取りは、「 この映画の根幹となる部分と
同じなのでは?」 そう思っています。
けんちゃん
デザイン文化計画研究室
チームメンバーの一言
なんとなく生活していると、なんとなく明日はやってくる。「あれ、いつの間にか今日が終わっていた」と何度思ったことだろう。そんな流れで手にする明日ではない「もう一つの明日」。スクリーンに映るであろう人びとは、そんな明日へ向かっている。みんなで力を合わせて、悩んで、工夫して、楽しんで、今日を良く生きながら。
音楽制作 青木宏展
ま〜ゆの活動は、みんなの思い描くより良い生活のあり方を、地域通貨という仕組みを通して実現させようとする内発的な地域づくり、「ふるさと」づくりではないかと思います。「ふるさと」という概念は、故郷から離れて思い浮かべる一種の美化された生活の情景でもあり、未だどこにもない理想郷、「あるべき生活の姿」でもあります。彼らの取り組みをドキュメンタリーとしてまとめることで、未来の「ふるさと」を考えるお手伝いができたら嬉しく思います。
シナリオサポート担当 土屋篤生
取材時は、ま~ゆ会員のお宅に泊まらせていただき、生活の現場を撮影しました。干し柿づくりの際に剥いた皮をつかい、漬物づくりしたり…見たことのない活用術を目の当たりにしました。いくら知識が保存されても、実行する人がいなければ、文化は未来永劫失われてしまう。けれどま~ゆでは、交流により挑戦の機会をつくりだしていました。ドキュメンタリーを見て、これからの生活について何か感じてもらえるのではないかと思います。
広報担当 髙橋真央
新入生として初めて参加したプロジェクトがま~ゆ関連でした。最初はよくわからなかったのですが、参加すればするほど興味が高まっていく気がしました。一番印象残ったのは、地域の人々が自発的に参加しながら、こんなにも長い間、活動を続けておられるという点です。これには、資本主義社会以外の「もうひとつの新しい道」になる可能性が秘められているのではないでしょうか。
広報班 陳祉佑
ドキュメンタリー制作に参加したなかで、特に印象深かったのは、ま〜ゆという「約束する通貨」についてです。皆さんが自分の物差しで、モノの価値を定義していました。自分の物差しでは、りんごの価値と小松菜の価値を転換することができます。他にも、りんごの価値と古本の価値を転換することも。すべては「日本円」という一元的物差しに頼らないことで、愛と信頼が生まれていると感じました。
広報班 王一舟
私は宣伝短編の編集作業を担当しました。今回携わることができて、とても嬉しいです。実際には現地へ行ったことがないのですが、ビデオの編集をすることで当地の風習など多くのことを学ぶことができました。とても良い経験をさせていただきました。今後、機会があれば上田の地を訪れたいと思います。
短編編集班 李月
ま〜ゆの皆さまと関わるなかで、あふれる温かさに囲まれました。このような経験をさせていただいたことに、感謝いたします!皆さまにお会いでき、よかったです!
調査担当 蔡奕屏
私たちが住んでいる世界では、誰もが独立して生きることはできません。そのことを考えると、私たちの生活を取り囲む環境を円滑で持続可能なものにするにはどうすれば良いのでしょうか?まーゆの生活の中では、その答えを見つけることができると思います。まーゆについて、私は「もう一つの明日」の監督である孟さんから教えていただきました。現在、ドキュメンタリーをつくることに協力することで、まーゆの生活の知恵を学ぶことができ、とてと良い機会だと思っています。
海外宣伝 王建明
私はアニメーション制作の部分を担当しました。 地元の人たちや孟先輩とネット会議を通じて、ま~ゆの使い方を知りました。 映画のなかのアニメーションでは、 ま~ゆ会員が、日常的に使われているお金の代わりに、特有のま~ゆという通貨をどうやって使うかが語られています。 アニメ制作を通して、ま~ゆは、 通貨としての役割だけでなく、 人と人とのコミュニケーションの潤滑油であり、 大切なものであると感じました。 その結果として、 ま~ゆの活動は1年を通した日常生活を継承しているのだと思います。
地域通貨説明アニメーション担当 孔 春( コウ シュン)
ま~ゆの活動のなかの助け合うことと、シェアすることから、未来の可能性を見出しました。 今回のドキュメンタリーの撮影に参加させていただき、 優しさの中にある力強さや、 自由の中にある責任が伴う実践力、 それらの分かち合いの中には、 今までの境界を飛び超えて新しい方法を試すといった側面をま~ゆの暮らしの中で体感することができました。
撮影担当 魏 肇儀( ウェイ ヅァオイー)
編集責任者:進巧一
1988年大阪府寝屋川市生まれ。岡山大学文学部卒業。岡山市の映像制作会社 ㈱びより 勤務。大学で映画研究部に所属し、自主制作映画をつくる一方、岡山映画祭の運営や県内の映像作家の作品制作のアシスタントをする。大学卒業後も主に撮影・編集面で映画制作にチャレンジする人・団体に協力している。
考えもしなかった事です。 私達 「ま~ゆ」 の活動がドキュメンタリー映画になるなんて。
思えば20年前、 世の中はバブル崩壊後の閉塞状態にありました。 そんな中で観た 「エンデの遺言」 の地域通貨というツールが、 何か新しい風を吹き込んでくれる様な予感がし、10人位の仲間と突き動かされるように立ち上げ、 船出しました。以来、大勢の仲間が仲間を呼び、 予想もしなかった大きな活動の輪が広がって行きました。目を閉じると、 その時その時の情景が、 次から次へと浮かんできます。 みんな明るくはち切れんばかりの笑顔です。 お互いを認め合う信頼の共有は、 何と穏やかで幸せな事だったことか。
この活動に注目し評価してくれる人が現れました。 それも日本人では無く、 中国人の留学生、 孟晗さんです。我々の活動を追いかけ、 膨大な映像で残してくれているのです。 この度、 孟監督のもと、 岡山の小川さん、 進さん、 千葉大大学院生の皆さん、 そしてま~ゆのスタッフの協力で、 ドキュメンタリー映画「 もうひとつの明日へ」 の制作が進んでいます。
この映画を観てくれる人々が、 私達の活動を通し、共感しながらヒントにして何らかの行動に移していってくれればいいなと思います。
弱肉強食のグローバル化の中、 高齢化が進み、 孤立化が進み、格差が広がっています。 これは日本だけの問題ではありません。 協力頂いている千葉大学のアジア各国の若い方々を通じて、 この様なコミュニティー活動がそれぞれの国にとっても参考になり広がってくれればと、 大きな夢が膨らみます。